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リオ+20 NGOワークショップ

みなさんこんにちは。
広報Sです。

一昨日、環境パートナーシップ会議(EPC)主催のリオ+20第一回NGOワークショップに参加してきました。

代表の日比も顔を出し、CIジャパンハーフキャストで!参加する気合の入れよう?でした。

CIというと、生物多様性、自然、絶滅危惧種の発見・・・など純粋サイエンスをやっているように思われる方も多いと思いますが、CIもリオ+20を重要な柱と考えています。リオ+20のテーマの一つ、持続可能な開発(発展のほうがいいけど)および貧困根絶の文脈におけるグリーンエコノミーは、CIのミッションを進めていく上で、重要なコンセプトであるからす。

しかし・・・グリーンエコノミーって聞こえはいいですが、定義が人によって異なるがために、ワークショップでも、グリーンエコノミーに対しては様々な意見が出ていました。

残念ながら、エコカー、省エネ製品を増やすことが、環境の負荷を減らすから、グリーンエコノミーだと思っている人がいるようです。

出席者の一人、谷崎テトラさんがエコカーを走らせるという以前に、自然豊かなところに道路を作ったことが問題だったと”懐かしい未来”の著者へレナさんの言葉を引用して話していましたが、そもそものグリーンエコノミーの話が開発ありきのところからスタートしているところからのがおかしなところです。

面白いことに、(当たり前といえば当たり前かもしれませんが)途上国は生物多様性や文化的営みが豊かな場所が多いのですが、貨幣経済の枠組みで言えば、いわゆる貧困であることが多く、現金収入のためには、経済的価値が高い自然資本(森林伐採など)を売ることになります。CIでは、森林を伐採しなくても生計が成り立つような制度、地域住民にとって、守りたいというインセンティブが働くような便益が生まれる仕組みを整備することが重要と考え、様々なプロジェクトを実践していますが、これをナショナルレベルの制度に組み込むことの難しさを実感しています。

ワークショップの中で、北側諸国からの保全資金が入れば、そのお金で人々は開発を進めたいと思わないか?ますます都市化に加担してしまわないか?という意見がありました。

確かに現金が手に入れば、人間ですから、そうならないとは言えません。ですから、そうならないようなセーフガードを作っていく必要がありますし、お金という形での支援だけでなく、教育、医療など人々の生活…

野性生物カメラ調査が明らかにした哺乳類減少の要因

広報スタッフSです。

昨日、CI本部からプレスリリースが出ました。

CIジャパンウェブサイトでは、”世界初!地球規模の野生生物カメラ調査が捉えた哺乳類減少の要因" としてリリースを出していますので、CIジャパン公式サイト(http://www.conservation.or.jp/)よりぜひご覧ください。

グローバルな定点カメラ調査が捉えた哺乳類の素顔は必見です。
http://smu.gs/piTgWh


テレビで見る動物たちは壮大な音楽や映像技術でカッコよく演出されがちですが、定点カメラに映る姿はそれこそ自然体で、同じ生き物であることの親近感を感じてしまいました。そんな動物たちの何気ない姿を微笑ましく感じる一方で、私たち人間の活動が彼らの生息地を脅かし、個体数の減少に加担しているという事実に気づきかされます。

しかし、それは実は、私たち人間を傷つけることに究極はつながってくるのだということにどれほどの人が気づいているでしょうか。

CIジャパンの公式ホームページはこちら
www.conservation.or.jp/

CIスタッフブログが変わりました。

CI広報チームです。

このたび、CIスタッフブログがBloggerに引越してきました!

これからも引き続き、どうぞよろしくお願い致します。


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復興途上のハイチから

広報スタッフSです。

みなさん、クリティカル・エコシステム・パートナーシップ(CEPF:シーイーピーエフ)基金をご存知でしょうか。

CEPFは、日本政府、フランス開発庁、世界銀行、地球環境ファシリティ、ジョン・D.アンドキャサリン・T.マッカーサー財団、そしてCIの6者が出資する基金です。この基金は、生物多様性ホットスポット地域での保全活動を支援するものですが、その特徴は、保全の担い手である現地の市民社会の参画を促し、生態系を保全しながら、生計手段の支援など、現地住民に便益をもたらすような手法を取り入れている点です。

ぜひ、CEPFもチェックしてみてくださいね。
CEPFのサイトはこちらhttp://www.cepf.net/ (英語)www.cepf.net/jp  (日本語)

なお、現在、ハイチの最新報告レポートを掲載中です。

ハイチのCEPFの助成金受給団体レゾ・エコロがハイチの新大統領(ナンと、元俳優!)に面会して、環境問題に対して取り組むべきハイチ市民社会のヴィジョン25か条をまとめたマニフェストを手渡したそうです。

震災復興の途上にあるハイチ。震災前も政治的に安定せず、決していい環境ではなかったハイチの彼らが着実に前に進んでいるのです。


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ちょっとヘンな日本の自然

広報スタッフSです。

みなさん、昨日、NHK総合の”ちょっと変だぞ日本の自然”をご覧になりましたか?

CIもお世話になっている京都大学の松井正文先生もご出演されていました~。

番組では、京都の鴨川上流に生息する交雑種のオオサンショウウオ、房総半島に出現した新型のサル、小笠原の巨大化したヤドカリ・・・。

環境の変化や人間の手により持ち込まれた外来種によって生まれた新型生物が紹介されていました。
コメンテーターの方がおっしゃっていたように、

グローバル化で世界がつながり、こうした生態系の変化が同時多発的に起きています。

自然界は大変なのね・・・ふ~ん、と他人事のように思うことなかれ。
なぜなら生態系の異変は、私たち人間の生活に深くつながっていて、少しずつ、でも確実にその影響は出始めているのです。

バラエティ番組風で、つい引き込まれて見てしまいましたが、深刻な問題を柔らかく突きつけられたようです。


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【COP17に向けて】緑の気候基金:第2回移行委員会での野田財務大臣のスピーチ

気候変動プログラムマネジャーです。

7月13日(水)、14日(木)の2日間、東京・青山の国連大学で開催されたUNFCCC「緑の気候基金:第2回移行委員会」にオブザーバーとして参加してきました。
COP16では、UNFCCCの2013年以降の新しい枠組みとして、2020年までに途上国に対し1000億ドルの支援を実施するということが決定されました。この資金を管理するために設立されるのが「緑の気候基金(Green Climate Fund)」です。どうすれば、最も効果的かつ効率的に気候変動の軽減や適応へのニーズに応えることができるか。現在、各国が集まり、議論をしているところですが、正直議論は本質的な段階にまでは発展していません。
一方、今回は、今後7月29日までに各国が意見を公式に提出し、次回9月にジュネーブで開催される第3回会合において提出された意見に対する議論を実施、10月にケープタウン(南ア)で開催される第4回会合にてCOP17に向けた書類を採択する、との道筋が決まりました。道筋が公平かつはっきり共有されたことを、各国は大変評価していました。一方、私が何よりも評価したいのは、1日目の午後の野田財務大臣のスピーチの内容です。以下に、概要をお知らせします。大変な時期だけど、日本だから、自分たちの将来のために、いや、世界全体の将来のためにできること。気候変動問題を真っ向からとらえ、真剣に考えた野田財務大臣のスピーチは、大成功でした。今後は、日本が交渉の場で有言実行の姿勢を見せていくことが重要なのは言うまでもありませんが、日本人でよかった!と思えるスピーチを聞くことができたのは、良かったです。

1.日本は、「緑の気候基金」へのドナー国として、国民にその重要性を理解してもらうために、この基金が既存の開発や環境を支援するための基金や、GEFや多国間開発銀行と全く異なる役割を担うものとなることを明確にしてもらいたい。
2.重要なのは、受益国が案件を迅速に進めていくことであり、そのためには途上国の制度の強化や能力強化への支援が必須となる。
3.「緑の気候基金」が上記にあげる役割を担うのであれば、日本は新しく、追加的な拠出を「緑の気候基金」に対し実施する。つまり、既存の貧困削減等へのODAへのコミットメントを下げず、追加的支援を実施する。このために、「緑の気候基金」が成功裏に設立されるために議…

REDD+案件に関する有償インターン募集

広報Sです。 現在、CIはREDD+に関する実現可能性調査の後方支援スタッフとして有償インターンを下記の通り、募集中です。ぜひ、ご興味ありそうな方へお知らせいただくと幸いです。 なお、CIが通常募集しているインターンとは業務が異なります。 大学生(院生)で卒論・修論などにREDDを研究される方には持ってこいのお仕事かと思いますが、もちろん、学生さんでなくとも、REDDに詳しく翻訳など得意の方の応募も可能です。
以下インターンの募集要項です。 契約期間
2011年9月15日~2012年2月28日の内、25日間程度を予定(詳細は面接で説明) 業務内容
本年度、カンボジアにおける途上国の森林減少と劣化に由来する排出の削減(REDD+)の実現可能性調査を実施するにあたり、CIジャパン監督者の指示のもと、翻訳(英→日)、報告書、編集等、その他、調査に付随する業務を行う。
対象者

大学、大学院生(卒業後も含む)で、気候変動、特にREDD+を研究対象とされてきた方
勤務地

原則として在宅による勤務とし、CIジャパンに対して必要な報告等を行うものとする。但し、会 議等で事務所への通勤が発生する際の交通費に限り、最短公共交通利用分を支給する。 勤務時間
原則として、1日7.5時間の勤務とし、業務遂行に向け効率的に勤務することを前提に、1週間に40時間を超えないものとする。 給与/報酬
1日15,000円を予定。尚、翻訳のスピード等で発注者側と業績が折り合わない場合は、別途相談。
支給方法