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【CIインターンレポート】パヴァン・スクデフ氏講演「グリーンエコノミーを実現するために」に参加して

インターン生の藤田です。

昨年の12月に東京ビックサイトで行われたエコプロダクツ展でのシンポジウムに参加してきました。
今回のシンポジウムにはあのTEEB(The Economics of Ecosystems and Biodiversity)のパバン・ステグフ氏が来日され講演されました。

パバン・ステグフ氏は、TEEBの全体のリーダーをされています。また今一番力をいれていることは「Corporation 2020」(コーポレーション トゥエンティトゥエンティ)で、「2020年に企業がどのようになっていくのか、その考え方をまとめ、そういった企業を世界中から探して応援する」といったものです。
今回の講演はJBIB(企業と生物多様性イニシアティブ)シンポジウムであり、「今日の企業が明日の経済を実現できるのか」という題目で講演されました。

JBIBについて詳しくは→http://www.jbib.org/

そういうわけで、聴講されている方も殆どが企業の方でした。パバン氏は「日本の企業がどのようにして企業がグリーンエコノミーを実現していくのか」について話されました。
まず、パバン氏はグリーンエコノミーを実現するためには4つの重要な基準があるといいます。
その4つとは、

①    人類の福祉を拡大・向上させること ②生態系の中の不足するもの(水の枯渇や土壌における養分など)の減少をくいとめること ③環境リスクを引き下げること ④社会的公正(貧富の格差を小さくすること

これらの項目が挙げられます。

パバン氏曰く、TEEBが公開されてから近年の気候変動や生物多様性の関心の高まりは広い意味ではグリーンエコノミーに世界が向かっていると言えます。世界のGDPの2%をグリーン・エコノミーのために投資すること(エネルギー効率の向上、再生可能エネルギーの普及、公共交通機関におけるGHG排出の少ないものにする設備投資、生態系インフラの回復など)によって、グリーン・エコノミーを実現できるという試算があるそうです。しかし、経済の大部分はグリーン・エコノミーに向かっているとは到底言えない状況であるとパバン氏は語りました。
なぜ、世界の潮流がグリーン・エコノミーに向かっているにも関わらず実際経済はその流れにないのか、その理由は経済の大部分は民間企業(private sector)が担っており、その民間企業がグリーン・エコノミー…