2013年11月22日金曜日

【UNFCCC COP19】森林保全議題(REDD+)、パッケージ案がCOP決定に送られる!!!

 交渉最終日(あくまでも予定)、2週目金曜日。何と、今まで5年間追いかけてきた「途上国における森林の減少と劣化に由来する排出の削減(REDD+)」のSBSTA/SBIの議題がすべて合意に至り、パッケージ案としてCOP決議へと送られることが、先ほど決定しました。
 その他の議題は、すべて難航しています。しかし、REDD+の交渉官のかたがたの今回の結束力は、ポーランドの会場に漂うくらい空気も、悲観的になる人々の思いもものともせず、毎晩遅くまで歩み寄りや決裂を繰り返しながら、少しずつ合意に近づいてきました。
 
そして、今日ついに、今までの議題でもっとも懸案事項となっていた「結果に基づく資金供与」の議題が合意。昨年のCOP18で、この議題でもっとも対立を見せていた某先進国と途上国の交渉官は、合意の瞬間、熱い抱擁を交わしていました。会場、拍手喝采。何と、共同議長が、議長席から嬉しそうに写真を撮影。
【対立していた国の交渉官同士、熱い抱擁を交わす】


【資金議題合意の瞬間、拍手が鳴り響く会場を撮影する共同議長】
続いて、これまた懸案事項であった「支援のコーディネーション」も、合意。SBSTAで今まで議論されていた5つの技術的課題に、この2つの議題を加え、パッケージ案として今夜始まる(予定では午後3時ですが・・・)COPでの決議に向け、ドラフト文書が送られることになりました。
 CIは、世界中の森林減少による温室効果ガス排出が問題となっている国々で、地元の人々や政府と協力しあい、REDD+の実践に取り組んできました。その努力を、今後つなげていくために、国連での決定は不可欠であり、COP19でも様々な政府やステークホルダーへの提言を実施してきました。国連でのこの決定は、今まで森林を守るための国際的な法的枠組みがなかった中、初めての国際条約ともいえます。
 「結果に基づく資金供与」の議題での合意の際、CIが参加するREDD+を支援するためのNGOグループも、最後に祝福の意を述べました。

【CIが参加するREDD+支援のためのNGOグループも祝福!】
但し、まだCOPでの正式な交渉を経て、決議しないと、決定とはいえません。今夜から明日の明け方までかかるであろうCOPに向け、関係者一同は喜びとともにハラハラしています。