2011年8月26日金曜日

リオ+20 NGOワークショップ

みなさんこんにちは。
広報Sです。

一昨日、環境パートナーシップ会議(EPC)主催のリオ+20第一回NGOワークショップに参加してきました。

代表の日比も顔を出し、CIジャパンハーフキャストで!参加する気合の入れよう?でした。

CIというと、生物多様性、自然、絶滅危惧種の発見・・・など純粋サイエンスをやっているように思われる方も多いと思いますが、CIもリオ+20を重要な柱と考えています。リオ+20のテーマの一つ、持続可能な開発(発展のほうがいいけど)および貧困根絶の文脈におけるグリーンエコノミーは、CIのミッションを進めていく上で、重要なコンセプトであるからす。

しかし・・・グリーンエコノミーって聞こえはいいですが、定義が人によって異なるがために、ワークショップでも、グリーンエコノミーに対しては様々な意見が出ていました。

残念ながら、エコカー、省エネ製品を増やすことが、環境の負荷を減らすから、グリーンエコノミーだと思っている人がいるようです。

出席者の一人、谷崎テトラさんがエコカーを走らせるという以前に、自然豊かなところに道路を作ったことが問題だったと”懐かしい未来”の著者へレナさんの言葉を引用して話していましたが、そもそものグリーンエコノミーの話が開発ありきのところからスタートしているところからのがおかしなところです。

面白いことに、(当たり前といえば当たり前かもしれませんが)途上国は生物多様性や文化的営みが豊かな場所が多いのですが、貨幣経済の枠組みで言えば、いわゆる貧困であることが多く、現金収入のためには、経済的価値が高い自然資本(森林伐採など)を売ることになります。CIでは、森林を伐採しなくても生計が成り立つような制度、地域住民にとって、守りたいというインセンティブが働くような便益が生まれる仕組みを整備することが重要と考え、様々なプロジェクトを実践していますが、これをナショナルレベルの制度に組み込むことの難しさを実感しています。

ワークショップの中で、北側諸国からの保全資金が入れば、そのお金で人々は開発を進めたいと思わないか?ますます都市化に加担してしまわないか?という意見がありました。

確かに現金が手に入れば、人間ですから、そうならないとは言えません。ですから、そうならないようなセーフガードを作っていく必要がありますし、お金という形での支援だけでなく、教育、医療など人々の生活を支える部分の物的、制度的支援(診療所や学校の設置、医療費や教育費無償など)をすれば、貧困に対しても、トータルで取り組むことができます。

そう、森林伐採を止める・・・その言葉の裏には、様々な事情、人々の生活が隠れているのです。


リオ+20とは?
リオ+20はご存知、1992年にブラジル・リオで開催された地球サミットから20年となる節目の国際会議です。

地球サミットで提唱された”持続可能な開発”の考えのもと、様々なアクターが連携して実践することが求められ、昨年開催されたCOP10でなじみのある生物多様性条約や気候変動枠組み締約国会議などもこのサミットを契機に始まっています。


※こちらのコメントは必ずしもCIの公式見解ではありません。

CIジャパンのホームページはこちら
http://www.conservation.or.jp/

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