9月9日は、99%達成記念の日!
みなさん、こんにちは。広報担当の磯部です。
今日9月9日は、99%達成記念の日!これは何のことでしょうか?
今日スターバックスの店舗に行かれる方は、その答えがわかります。
なぜなら、スターバックスジャパンでは、今年同社のコーヒー豆の倫理的な調達率が99%に達したことを記念して、9月9日に99キャンペーンを各店舗で実施しているからです。
コンサベーション・インターナショナルとスターバックスコーヒーは、1998年よりパートナーシップを開始し、コーヒー豆の調達に関して、生産から調達に至るまで、農家や環境への配慮まで包括的に取り入れながら、コーヒー生産全体を持続可能なものにするための仕組み作りに共に取り組んできました。
その取組みは具体的に以下のような内容です。
・日陰栽培で育つコーヒー豆の導入やパイロット農園の運営
・コーヒー豆調達のための包括的なガイドラインC.A.F.E.プラクティスの開発
・コーヒー農家、生産地を支援するための小規模融資基金の創設
・プロジェクトから生産されたコンサベーション・コーヒーの買い付け
・気候変動適応プロジェクトの実施
スターバックスのような企業とNGOの協働プロジェクトは、環境保全にグローバルレベルで取り組む先進的な事例として、これまで日経ビジネス等でも取り上げられたことがあります。
そもそも、スターバックスのようなコーヒー会社がなぜ環境保全に取り組むのでしょうか?
CIは保全する地域を選定する際、「生物多様性ホットスポット」という、元来は非常に豊かな生物多様性があるにもかかわらず、すでに元の自然生態系の7割以上が破壊されてしまっている地域を‘保全の優先地域’として、プロジェクト実施の対象としてきました。生物多様性は、地球上に均等に広がっているわけではなく、ある場所に集中しています。保全にかかる時間や費用を考慮すれば、生物多様性ホットスポットは最も効率の良い保全地域といえます。そして、コーヒー生産地の主な地域(コーヒーベルト地帯)は、その生物多様性ホットスポットと重なる地域が多いのです。
また、コーヒー豆の生産は、天候や土壌の維持、受粉媒介、栄養素の循環など、自然生態系の働きに依存していますが、気候変動の影響で、雨季の攪乱や天候の不規則化、さび病の広がり、寒暖差の変化などの悪影響も受けており、コーヒー産地のレジリエンスを高めるための施策は、コーヒー業界、ひいてはコーヒーを愛飲している一般消費者にとっても不可欠と言えます。
そのような中、今年4月にスターバックスは、同社が調達するコーヒー豆の倫理的な調達比率が99%に達成したことを発表しました。「倫理的な調達」とは、コーヒー生産者の生活向上に貢献し、環境に負荷をかけず、持続可能な方法で生産および公正に取引され、かつスターバックス基準の高品質なコーヒー豆であることを証明する、包括的なコーヒー豆の購買ガイドラインである「C.A.F.E.プラクティス」の条件をパスしたコーヒー豆の調達のことです。スターバックスのようなグローバルカンパニーが、このような数字を達成したことは、本当に素晴らしいことです。
そして、9月9日は、99%にちなんで、スターバックスの全国店舗で、お祝いイベントが企画されています。
みなさんもぜひスターバックスへ足を運んで、店頭にちらばるかわいらしい「99」サインを見つけてください。それは、CIとスターバックスが15年以上におよぶ努力の上に成し遂げ、そしてこれから世界が変わっていくことを意味する印でもあるのです。
●関連URL
Blog post
コーヒーは100%持続可能な方法で生産された世界初の商品となりえるか?
Video
CIとスターバックスの挑戦
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なぜなら、スターバックスジャパンでは、今年同社のコーヒー豆の倫理的な調達率が99%に達したことを記念して、9月9日に99キャンペーンを各店舗で実施しているからです。
コンサベーション・インターナショナルとスターバックスコーヒーは、1998年よりパートナーシップを開始し、コーヒー豆の調達に関して、生産から調達に至るまで、農家や環境への配慮まで包括的に取り入れながら、コーヒー生産全体を持続可能なものにするための仕組み作りに共に取り組んできました。
その取組みは具体的に以下のような内容です。
・日陰栽培で育つコーヒー豆の導入やパイロット農園の運営
・コーヒー豆調達のための包括的なガイドラインC.A.F.E.プラクティスの開発
・コーヒー農家、生産地を支援するための小規模融資基金の創設
・プロジェクトから生産されたコンサベーション・コーヒーの買い付け
・気候変動適応プロジェクトの実施
スターバックスのような企業とNGOの協働プロジェクトは、環境保全にグローバルレベルで取り組む先進的な事例として、これまで日経ビジネス等でも取り上げられたことがあります。
そもそも、スターバックスのようなコーヒー会社がなぜ環境保全に取り組むのでしょうか?
CIは保全する地域を選定する際、「生物多様性ホットスポット」という、元来は非常に豊かな生物多様性があるにもかかわらず、すでに元の自然生態系の7割以上が破壊されてしまっている地域を‘保全の優先地域’として、プロジェクト実施の対象としてきました。生物多様性は、地球上に均等に広がっているわけではなく、ある場所に集中しています。保全にかかる時間や費用を考慮すれば、生物多様性ホットスポットは最も効率の良い保全地域といえます。そして、コーヒー生産地の主な地域(コーヒーベルト地帯)は、その生物多様性ホットスポットと重なる地域が多いのです。
また、コーヒー豆の生産は、天候や土壌の維持、受粉媒介、栄養素の循環など、自然生態系の働きに依存していますが、気候変動の影響で、雨季の攪乱や天候の不規則化、さび病の広がり、寒暖差の変化などの悪影響も受けており、コーヒー産地のレジリエンスを高めるための施策は、コーヒー業界、ひいてはコーヒーを愛飲している一般消費者にとっても不可欠と言えます。
そのような中、今年4月にスターバックスは、同社が調達するコーヒー豆の倫理的な調達比率が99%に達成したことを発表しました。「倫理的な調達」とは、コーヒー生産者の生活向上に貢献し、環境に負荷をかけず、持続可能な方法で生産および公正に取引され、かつスターバックス基準の高品質なコーヒー豆であることを証明する、包括的なコーヒー豆の購買ガイドラインである「C.A.F.E.プラクティス」の条件をパスしたコーヒー豆の調達のことです。スターバックスのようなグローバルカンパニーが、このような数字を達成したことは、本当に素晴らしいことです。
そして、9月9日は、99%にちなんで、スターバックスの全国店舗で、お祝いイベントが企画されています。
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