投稿

2018の投稿を表示しています

現役大学院生がきく”CIジャパンスタッフの「世界を舞台に働く」”とは 第3回目 浦口 あや vol3

イメージ
こんにちは。CIインターンの菊池です

浦口あやさんのインタビューのvol3です!(バックナンバーを読んでない方はこちら→ vol1vol2)
vol3もvol1、vol2に引き続き、CI政策パートナーシップシニアマネージャーの“浦口 あや”さんのインタビューです!
浦口さんのインタビューは今回で最終回です!今回は、浦口さんに未来のことについて伺ってみました!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 浦口あや AyaUraguchi, PhD
コンサベーション・インターナショナル ジャパン
専門は森林生態学(博士/北海道大学)。三菱総研にて、国内外の炭素クレジットを活用した森林プロジェクト形成の支援、森林モニタリング技術に関する研究などに携わる。2010年より現職にて、森林プロジェクト、気候変動分野を担当する。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*CIジャパンの今後の課題について


菊池:CIは気象変動や生物多様性の保全など、地球規模の未来に関わる問題に取り組んでいますよね。そんな、CIジャパンにとっての今後の課題とはどのようなことですか?

浦口:CIジャパンはもっといろいろな人と一緒に何かをやっていきたいと考えているので、もっとパートナーを増やしていくことがとても大切だと思います。

「環境って、人によっていろいろなとらえ方があると思うんですよね。」

CIジャパン自体はそんなに大きくないので、私たちだけではできることは少ないけれど、

環境や自然って本当はとてもいろいろなところとつながっているので、そのつながりを考えると私たちのパートナーシップはまだまだ足りないし、日本には一緒に何かをやれたらきっと面白いパートナーがもっとたくさんいるので、その部分をもっと広げていきたいなと思っています。
菊池:パートナーというのはCI側から声をかけに行くこともあるのですか?

浦口:これまでのところ、あまり多くないですね。
というのも、特に私の担当する仕事は、今のところ社会貢献・CSRの一環でのパートナーシップが多いので。コンサルティング会社が引き合わせてくれたこともあります。
菊池:パートナーを増やすという目的のためには、今何をすべきだと考えていますか?
浦口:“いろんな人に会うこと”

例えば、金融関係の会社とこういうことがしたいというアイ…

パーム油について知るべきこと

イメージ
スーパーマーケットのタブロイド紙の見出しに「あなたの戸棚、冷凍庫、そして薬箱に潜んでいる秘密の原料」と書かれるのはもっともです。多くの消費者はパーム油について聞いたことがなくても、スーパーマーケットに並ぶ製品の約半分に含まれている原料です。そのうち約80%は、アイスクリームからピーナッツバターやマーガリンに至るまで、あらゆる加工食品に使われています。それ以外ではパーソナルケア用品や掃除用品に含まれていたり、バイオ燃料に使われています。

あらゆるところに偏在しているこの製品は、絶えず、熱帯雨林の伐採や減少を引き起こすものだと捉えられてきました。そのため、多くの組織や個人レベルにおいて、パーム油のボイコットを求める運動が起こっています。しかしながら、この問題を解決するのはそんなに簡単なことではありません。ここに、パーム油に関する事実を5つ挙げていきましょう。

1. パーム油の消費は、急上昇している
ここ数十年、世界的な植物油産業は、世界中の冷蔵庫やレストランの加工食品利用の標準化にともなって急成長してきました。この10年で需要は倍以上になったことに加えて、特にパーム油産業の成長は、インドネシアでの伐木搬出産業の拡大(パーム油を生産するアブラヤシの新たなプランテーション開拓を助長することになった)から、アメリカ・カナダ・ヨーロッパの一部でのトランス脂肪禁止(食品会社が代替品を求めることになった)に関連する政策に至るまで、複数要因によって拡大しています。

最大の消費者はどこにいるのでしょうか。インド、インドネシア、中国、そしてヨーロッパ諸国です。
(なお、パーム油は偏在しているにも関わらず、アメリカは世界のパーム油市場の約2%にしか相当しません。しかしながら、パーム油を使って製品を開発しているのは、アメリカに拠点を置く多くの多国籍企業であるということは、アメリカが影響力のある市場であることを示しています。)

2. 大部分は東南アジアで栽培されている
現在、世界のパーム油の約86%はインドネシアもしくはマレーシアで栽培されています。そこでは、450万人がその産業による収入で暮らしています。さらに数百万人―インドネシアだけで2500万人ほど―の人々が、間接的にパーム油生産による利益に頼った暮らしをしています。

パーム油の需要増加につれて、特に南米やアフリカなど、他の熱帯地域での生…