ジンベイザメを守り、美しい海を後世に残すージンベイザメ保護プロジェクト
By Rio Makise
こんにちは!8月からCIジャパンでインターンをさせていただいている牧瀬と申します。
2年前、海外でのボランティア活動を通じ地球環境の保全の必要性を実感したものの、自身になにか出来る力も知識もなかったことから、現在インターンを通して多くの事を学ばせていただいています。
今回はCIジャパンで行っているジンベイザメ保護プロジェクトについてのお話しをさせていただきます。
世界一大きな魚、ジンベイザメ。
優美に泳ぐ神秘的な姿、サメといっても温厚な性質上、一緒に泳ぐことが出来るのも魅力的ですよね。
生息地はインドネシア、フィリピン、東ティモールなどの温かい海域です。日本では沖縄の美ら海水族館などで観ることが出来ますが、その大きさに「海の中にはこんなに大きな生物が存在するのか。」と幼いながらに感動したのを今でもよく覚えています。
要因としては主に2つ挙げられます。1つめは乱獲。高級食材フカヒレや魚油を得るために捕獲されてきました。2つめは地球温暖化や海洋汚染。これらの影響でジンベイザメの生態環境が悪化しているためです。
このような状況を打破すべく、コンサベーション・インターナショナルでは2015年からジンベイザメトラッカーというプロジェクト行っています。ジンベイザメを追跡し、保護を目的とする行動範囲などの生態調査、そして調査を通じて海洋の保全を目指すための取り組みです。
ジンベイザメにタグ付けをしている様子 |
これまでの成果としては、ジンベイザメが今まで把握していたよりも遥かに広く深い海域まで旅をすること、群ではなく個体ごとに旅をすることなどが明らかになっています。今後も保全していくためにも、より多くのデータを蓄積し、乱獲者から守っていく必要があります。
今回、コンサベーション・インターナショナル・ジャパンでははじめて、クラウドファウンディングに挑戦しています。最終的な目標金額は1,200,000円。ジンベイザメに付ける衛星タグ購入をはじめ、実際に現地でタグ付けをして調査(最大で2年間)を行うことが可能になります。
このプロジェクトは美しい海を後世に残すためにも必要な活動だと考えています。一度絶滅してしまった種が蘇ることはあり得ません。生態システムの崩壊した地球で人間は生きられる世界はあるのでしょうか?手遅れになる前にジンベイザメの謎を解き明かしませんか。
どうぞご支援よろしくお願い致します。
★プロジェクトページはこちら
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