2010年10月30日土曜日

名古屋議定書採択 COP閉幕


スタッフSです。 

お、終わりましたねぇ~。眠っ そして脱力感・・・
昨晩は夜中2時過ぎまでプレナリーを見てましたが、本当にまとまってよかった・・・。 





午後8時 最後の作業部会がまだ始まりません。そして午後9時から未明2時過ぎまで議定書採択に至るドラマが・・・。

作業部会に備えるCI生物多様性界の貴公子、いえ生態系政策マネージャー名取


↓作業部会が始まらなくても、外では次回COP開催国のインドがレセプションを。
みんな出来上がっています。あきらめモードで乾杯始めちゃいました。



何か、COPがイベント化している気がするんですが、例えばまとまらなければ観光旅行中止とかペナルティがある・・・なんてなればみんな必死にやるんじゃないかな??なんて思ったりします。来月のUNFCCCはカンクンでしょ?ビーチへの外出禁止とか。


もちろん、採択されたと言っても、課題も残ります。CI的には保全地域を陸域25%&海域15%ということで推し進めていたけれど、それぞれ17%、10%になってしまった・・・。

CIが名古屋議定書採択にあたりプレスリリースを出しています。まもなくウェブにアップされますので見てみてくださいね。www.conservation.or.jp )


でも、交渉決裂になるよりmuch better than nothingというわけです。 

今回、ウェブ中継を夜な夜な見ていましたが、どの国からも何とかしなければ・・・・という声が聞かれ、それは異議を唱える国の発言からも感じることができました。

そして、私個人的にいいなぁと感じたのは、サポートする国のスピーチのいづれも、日本、そして名古屋のホスピタリティに感銘を受けたということ、事務局、議長の何とか前に進めようとする姿勢をほめたたえるような言葉でした。

結局、グローバルイシューを解決するファンドも知恵も手段はいくらでも揃っているんだけど、applyするかどうかを決めるのは人。つまり国と国であり、人と人の交渉。なので、交渉硬直した状態を溶かし、人を動かすことができたとしたら、ホスト国日本のホスピタリティ、日本人の大切にする”和ーharmonyー共生”の精神も一躍買ったと言っても過言ではないかもしれませんし、議長案もそういう精神で作られたのではないでしょうか。 

ブログの中でチリの落盤事故のようなミラクルを!なんて言いましたが、そのミラクルもチームワークとリーダーシップが起こした必然だったわけです。今回のミラクルも同様に、議長国ジャパンの、成功させようという熱意の結集と努力がそうさせたんですよね。 (私の大学の恩師は”消えた名古屋議定書”なんてタイトルの論文を準備してました。慌てて書き直し中とか。)
(もっとも、先進国と途上国の言い分の間を縫う・・・というのはあいまいな文言になってしまう可能性もありますが、それ以上に次へ進む希望になったのは確かだと思います。)

そういう意味で、交渉に関係のない会場のボランティアさんから、宿泊先のスタッフの方、あらゆーる方を含めた名古屋、そして日本のみなさんの温かさもきっと役に立ったのではないかと思います。

COP期間中、松本環境大臣には何度かお目にかかる機会がありましたが、本当に心温かな、優しそうなお人柄で、タフな交渉でつぶされちゃわないかしら・・・なんて要らぬ心配をしてしまいましたが、ファシリテーター型のリーダーシップを発揮して、見事やってくれました。

ワールドカップなみの感動と希望を与えてくれてありがとうございますって感じです。

次回、こちらで紹介しきれなかった写真やその他記事、ボツになったものを紹介していきます。
おことわり:こちらのコメント、意見はCIの公式見解ではありません。



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