【COP16】非公開会合継続

3日目、4日目も交渉に関わるほとんどの会合は非公開。



COP15は、「寒空の下での長蛇の列」が参加された皆さんの記憶に強く残っているようでありますが、COP16は、「ホテルからの通勤、会場間の移動が不便だった」というのが共通の思い出として残るのではないでしょうか(会議内容以外で)。CIメンバーが宿泊しているホテルは、多くの参加者が泊まるホテルエリアにありますが、COP16オフィシャルバス(30分に1本)で会場まで片道1時間かかります。そして、交渉関係の会合が行われる会場とサイドイベントとブースがある会場間がバスで約20分。ちなみに、この会場間バスには、バイオディーゼルを使ったエコバスが、全てではないのですが、一応使われています。





さてブース。名古屋で開催されたCBDのCOP10では、ブースの準備にかなりの力を注ぎましたが、COP16のブースは、至ってシンプル。会場は、巨大な体育館に間口2mほどの出店が軒を連ねているような感じです。CIブースでは、各国での活動を紹介したシートや、気候変動と森林の役割について地元コミュニティにわかりやすく説明するマニュアル等々を紹介しています。このマニュアルは、絵を多く使い、とてもわかりやすく仕上がっています。

わたしがブースにいた間にも、アフリカ諸国を中心に、政府でREDD+を担当している方も何人も訪れ、CIが提供するトレーニングに関心を寄せて下さいました。また、10mほど離れてブースを構える団体の方が改良型調理用ストーブについて色々教えてくれたり。煮炊き用の薪の採集は、森林を減らす大きな要因の1つですので、こういった情報交換も興味を同じくする人たちの集まりならではの大きな魅力のひとつです。ちなみに、効率の良い炭としては、日本で開発された製法が紹介されていました。炭焼きも日本の誇るすばらしい技術ですね。





さて、明日(土曜日)には、いくつかのトピックについて、これまでの交渉の結果を踏えた動きが発表される予定です。

※こちらのコメントはCIの公式見解とは異なります。



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