【COP13】エコな交通手段

バリは、連日、強い太陽光線がギラギラとアスファルトに反射し、猛暑に見舞われている。12月は中でも最も暑い時期であるようだ。こんなクラクラしそうな環境で、会議場から様々なサイド・イベント会場を行き来するのは、一苦労である。交通手段として用意されているバスもあるが、これは少々不便である。いつバスが来るのか、出発するのかが分からない。

そこで、登場したのが、エコを強調した、黄色の貸し出し自転車である。自転車に乗れない人の中には、なんと15-20分、歩く人もいる。自転車は非常に便利であるが、熱中症、脱水症状、汗だこになるので、これも難点がある。会議初日は、帽子なしで、スーツを着た政府代表団の方たちが、ネクタイを緩め、汗をかきながら、一生懸命に自転車を漕いでいる光景は、バリ会議ならではと感じた。日本では想像できない光景である。私も、10年ぶりに自転車に挑戦したが、転び落ちそうになりながら、何とか乗りこなしている。が、連日の猛暑の中の移動は、やはり体調的にきつい。まさしく気候変動に関する会議で温暖化の影響を受けている気がする。

この自転車、バスコースの風景は殺風景で、バリに来ているのに、まったく海を見ることができないので、寂しい気がする。
(by Makiko)

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