投稿

2010の投稿を表示しています

【COP16番外編】今回の会合での「女性力」

初めにお断りしますが、私は女性運動推進派ではありません。むしろ、職場は男女比率が均等なほうが、バランスのとれた成果が生まれると思うタイプです。一方、今回のカンクン会合における各国政府代表団含む、女性の活躍には、正直脱帽してしまいました。特に、COP議長のエスピノザ大臣の「公平なプロセス第一優先」の進め方は、果たして成功をもたらすのかどうか、最後まで心配していました。多くの先進国もやきもきしていたと思います。

一方、エスピノザ大臣は、各国から「今更こんなことを」と思うような意見の収集を、ストックテーキングの場で継続させる一方で、閣僚級会合が始まってから途中でCOP議長の座を副議長に譲り、退席していました。思い返せば、その時間を利用して、最終文書案の準備に参加していたのでしょう。そして、COPの最後の最後で、採択一歩手前でボリビアが反対を唱え、会場中が凍りついた時。「これだけの時間とプロセスをかけ、多くの国が賛同しているのだから、これ以上の遅延は議長として呑むことはできない。ボリビアの発言を記録には残すが、採択する」と言い放ち、文書を採択したのです。まさに、泣く子も黙らせる、母親力の貫禄のようなものを感じました。

昨年のCOP15以降、UNFCCCのプロセス事態への不満や限界説まで出る中、ダーバンに向けて新たな命を生み出したのです。「同じ中南米諸国だから、強引な採択に反論できなかった」と言う人もいました。でも、実はエスピノザ大臣のシナリオ通りで物事が進んだ、と思う人も多いのです。実際、CIで途上国側の政府代表団に入っているスタッフは、「最後の最後でサプライズがあるかもしれない」と言い続けていました。UNFCCCのフィゲレス事務局長の演説も、毎回圧巻の迫力でした。次世代がより大きな被害を受ける気候変動問題を協議する会合で、母親でもある女性達がこのように第一線で活躍しているのは、大変素晴らしいことです。

一方、少子化が進む中、子供を産んで普通に働くことの難しさが、メディアで報道され続ける日本の現実。気候変動とは全く別の意味で、日本の将来に、不安を感じた会議でもありました。


CIジャパンの公式ホームページはこちら
www.conservation.or.jp/

【COP16】カンクン合意採択!

イメージ
カンクン時間午前3時半、大喝采の中、カンクン合意が採択されました。

REDD+のメカニズムのほか、適応フレームワーク、グリーン・クライメート・ファンドを含むもので、この合意は、とてもとても大きな一歩です。

最終日、非常に印象的だったのが、前に進もうとする会場の雰囲気。

採択に向けた全体会合に先立ち、非公式会合で各国が意見を述べる場があり、45カ国から意見が述べられました。4カ国を除いたほとんどの国から、「COP16議長の透明性の高い進行を高く評価」、「交渉文書は、完全なものではないが、今、前に進むことが重要であり、そのための第一歩として文書を支持」という二点がそれぞれの国の言葉(言語は国連公用語ですが)で述べられました。そして、そのたび、会場から大きな拍手が沸き起こりました。議長が、何度も胸に手をあて、温かい、素敵な笑顔を浮かべていたのが印象的でした。


(大混雑の本会場ではなく、隣の建物にある別会場から見ていました)

夜遅くだったこともあり、前の人と同じ内容ならば省略するのはどうだろうか、と一瞬思ってしまったことも告白します。でも、終わってみれば、このプロセスを通じた気運の高まりがカンクン合意の採択につながったように感じられます。日付がかわってから始まった公式全体会合では、唯一ボリビアが反対色を示しましたが、合意に向けて前に進もうとする強力な流れの中で、最終的には採択に至りました。

一方で、流れに押し流された形のボリビアについて、考えさせられます。REDD+に関して、ボリビアが反対しているのは炭素マーケットにつきるのですが、REDDの取組み自体は、実はかなり進んでいます。CIのボリビア事務所からの参加者から、ボリビアがなぜ反対するのか、ボリビアの「言葉」(説明してくれた言語は英語ですが)で説明してもらいました。内容はまた別の機会にしますが、交渉との関係では、いわゆる西洋的な議論の組み立て方と、ボリビアが有する豊かな先住民の文化・考え方・「言葉」の違いが議論を妨げているのであって、双方がその点で歩み寄れば、お互いが納得する合意に至れるのではないかと思いました。これは、ボリビアに限った話ではなく、たいへん根の深い問題であり、国際社会は、まだまだ努力しなければならないと思います。そして、時間のかかるプロセスです。色々な国の人に会った印象として、日本人は異質なものに対して…

【COP16】最終日

最終日になりました。

現地時間17時、LCAの最終交渉文書がでました。数時間かけて各国が内容を検討し、今夜、全体会合で採択されるか否か決まります。

今回、CIがもっとも力をいれているREDD+については、このLCAの交渉文書の中で、対象となる活動、途上国と先進国が取組むべき内容、セーフガード、資金など、REDD+をUNFCCCの枠組みの中で進めていく上で重要な項目が示されています。

COP16前、そしてCOP16期間中も、交渉の結果を受けて何度も改定されてきたLCA交渉文書。改定のたび、私たちはその内容を検討し、 UNFCCCの決定が、REDD+が森と生きる先住民や原生生態系への負の影響を確実に食い止め(セーフガード)、そして森林減少・劣化の防止を最大化するものとなるよう、様々なチャンネルを通じて働きかけてきました。

17時にでた最終交渉文書は、REDD+を前に進める、私たちとしても満足できる内容です。
カンクンに集まっている各国リーダーの皆さん、皆さんの肩に今後失われるかもしれない森林、そこ
にすむ動物、そして私たちの未来がかかっています。



CIジャパンの公式ホームページはこちらwww.conservation.or.jp/

【COP16】松本環境大臣のスピーチ

閣僚級会合での、松本環境大臣のスピーチが終わりました。内容は、会合 2日目に発言した日本のスタンスと同様ですが、日本のスタンスの理由をより細かく丁寧に説明したものです。

内容をまとめます:日本政府が2050年までに 1990年比50%の削減を昨年表明し、現在法案が国会で採択されるよう、大臣として最大限の努力を払っている。今後は各国が削減のための努力を実施する新たな法的枠組みが重要であり、日本にはそのための準備もある。また、京都議定書は参加国が限られており、全世界の排出量の27%しか削減できない枠組みであり、今後は議定書に参加していない国々も参加し、地球全体で80%の削減を目指すような法的枠組みが必要であるこため、日本は京都議定書の第2時約束期間には合意できないこと。一方、京都議定書は2013年以降も継続するものであり、日本としてもその役割を理解している。

日本は昨年のコペンハーゲンにおいて、2012年までの短期支援額として150億ドルの拠出を発表しており、既に52カ国、367のプロジェクトに対し、72億ドルの支援を実施している。また、REDD+パートナーシップの共同議長を務めるなど、新たな枠組みへの貢献をしている、などです。

大臣のスピーチの後、大変珍しい反応がありました。他の国よりほんの少し多い拍手と、ブーイングが両方同時に起こったのです。ブーイングは、どうもウェブキャストでは聞き取れなかったようですが、会場では聞こえました。

ボリビア大統領の熱弁の後の大声援は毎年恒例のことですが、日本が閣僚級会合でこのような反応を得たのは、珍しいことです。この反応は、今後の交渉において、日本が世界でどのような立場におかれているかを、大変正直に反映したものと考えます。



CIジャパンの公式ホームページはこちら
www.conservation.or.jp/

【COP16】閣僚級会合開始

12月8日の午前未明に、AWG-LCA、AWG-KPの新しい交渉文書が出され、午前8時にはドキュメントセンターで手に入れました。本日午後より、閣僚級会合が始まります。各国とも、新交渉文書の分析に必死です。

そのような中、本日の午前中にも’Stock Taking’と呼ばれる、各国からの意見の収集のための公開セッションが行われているという状況です。この公平なプロセスが、COP16を振り返り、花を咲かせることになること祈りますが、交渉のスピードの遅さに、多くの不安の声も聞かれます。


CIジャパンの公式ホームページはこちら
www.conservation.or.jp/

【COP16】公平だが進まない協議

12月8日(水)に始まる閣僚級会合まで、残すところあと2日。今回のCOP議長を務めるメキシコのエスピノザ大臣は、昨年のCOP15が「密室会談」であったと、一部の途上国側が強くクレームした経緯に最大限の配慮を示し、先週の時点で「透明性を何よりも優先する」と強く訴え、途上国を中心とした多くの国々から拍手喝采を浴びていました。

先週より、ほとんどの交渉がクローズド・セッションとなったため、それぞれの交渉の状況は分かりませんが、多くの国々の意見を公平に聞いてからドラフト作業を開始するというのは、大変時間を要することでもあります。事実、多くのセッションにおいて、交渉の遅れが目立っているようです。

6日(月),7日(火)に大きな進展はなく、AWG-LCA、AWG-KPともに、新しい交渉文書が出ることはありませんでした。今回の交渉の焦点は、この2つの交渉間における「バランス」。水曜日に始まる閣僚級会合までに、提案されるはずの交渉文書を参加者が心待ちにしています。


CIジャパンの公式ホームページはこちら
www.conservation.or.jp/

【COP16】12月5日(日)Forest Day 4 開催!

毎年COP開催中の半ばの日曜に開催される’Forest Day’、今年は4回目を迎えました。今年のテーマはREDD+一色。パチャウリIPCC議長、スターン卿などのおなじみの豪華メンバーに加え、今年は開会式にメキシコのカルデロン大統領が登場、森林保全の重要性を延々と40分間にわたり力説しました。CIメキシコでも、原生林が豊かに残されながら、森林破壊が深刻なチアパス州における低炭素型開発案へのインプットやREDD+イニシアチブ、木陰栽培農法によるコーヒー生産に取り組む小規模農家支援など、様々な活動を行ってきました。もちろん、CIはForest Dayにブースを出し、パネリストとしても数名が参加しています。


Forest Dayでおもしろいのは、各プレゼンターからの講演の後、テーマに沿った設問をスクリーン上に投影し、会場の参加者が配布されたコントローラーを使い、アンケート調査をリアルタイムで実施するところです。いくつか興味深いアンケート結果が出ました。「REDD+を実施する際、生物多様性などへのコベネフィッツが重要であるか?」との設問には、65%以上が「大変重要」と回答。その他、理想的な資金メカニズムなど、まさにUNFCCCの交渉上においてオプションとして分かれている点もアンケートの対象になっており、これは交渉課程をそのまま反映し、意見が割れていました。また、REDD+の課題点としては、「土地利用権の確保と利益の公平な分配」であるとの回答がトップでした。私もこの項目を選びました。CIのREDD+では、住民とのコンサルテーションによりボトムアップ型に形成するものが多いですが、そのような試みも、中央政府や地方政府と政策上のパイプをつなぐことが重要です。

多くの途上国で、現地のスタッフがこの課題に取り組んでいますが、地域によって問題は全く異なります。REDD+は、グローバルな枠組みが必要ですが、地域の慣習や意見を尊重し実施することが、大変重要です。


CIジャパンの公式ホームページはこちら
www.conservation.or.jp/

【COP16】非公開会合継続

イメージ
3日目、4日目も交渉に関わるほとんどの会合は非公開。



COP15は、「寒空の下での長蛇の列」が参加された皆さんの記憶に強く残っているようでありますが、COP16は、「ホテルからの通勤、会場間の移動が不便だった」というのが共通の思い出として残るのではないでしょうか(会議内容以外で)。CIメンバーが宿泊しているホテルは、多くの参加者が泊まるホテルエリアにありますが、COP16オフィシャルバス(30分に1本)で会場まで片道1時間かかります。そして、交渉関係の会合が行われる会場とサイドイベントとブースがある会場間がバスで約20分。ちなみに、この会場間バスには、バイオディーゼルを使ったエコバスが、全てではないのですが、一応使われています。





さてブース。名古屋で開催されたCBDのCOP10では、ブースの準備にかなりの力を注ぎましたが、COP16のブースは、至ってシンプル。会場は、巨大な体育館に間口2mほどの出店が軒を連ねているような感じです。CIブースでは、各国での活動を紹介したシートや、気候変動と森林の役割について地元コミュニティにわかりやすく説明するマニュアル等々を紹介しています。このマニュアルは、絵を多く使い、とてもわかりやすく仕上がっています。

わたしがブースにいた間にも、アフリカ諸国を中心に、政府でREDD+を担当している方も何人も訪れ、CIが提供するトレーニングに関心を寄せて下さいました。また、10mほど離れてブースを構える団体の方が改良型調理用ストーブについて色々教えてくれたり。煮炊き用の薪の採集は、森林を減らす大きな要因の1つですので、こういった情報交換も興味を同じくする人たちの集まりならではの大きな魅力のひとつです。ちなみに、効率の良い炭としては、日本で開発された製法が紹介されていました。炭焼きも日本の誇るすばらしい技術ですね。





さて、明日(土曜日)には、いくつかのトピックについて、これまでの交渉の結果を踏えた動きが発表される予定です。

※こちらのコメントはCIの公式見解とは異なります。



CIジャパンの公式ホームページはこちら
www.conservation.or.jp/

【COP16】化石賞受賞

初日の全体会合の結果、ほとんどは非公開の会合になってしまいました。生の議論が聞けないのはとても残念です。

もうひとつ残念なのは、日本が化石賞を受賞してしまったこと。2012年に京都議定書の第二約束期間をどうするか、今COPの大きな議論のひとつです。そのような中、会議初日の日本の「京都議定書の期間延長は認めない」との発言は、まさに会場を凍らせてしまいました。主要排出国以外の国々でせっせと努力するとう体制が続くというのは、日本にとっても、地球にとっても、避けるべき道であり、受け入れられない、とはいえ、「交渉を止めた」との批判的な声がそこここから聞こえてきます。

一方で、バスで隣り合わせたイギリスのNGOから参加している女性は、「よくぞ言ってくれたわ。ヨーロッパも同じ状況で、日本の発言はしごくまっとう。アメリカと中国なしの枠組みなんて無意味よ。実質的な解決に向けて、背中を押してくれたわ」と話してくれました。

化石賞はありがたくいただくこととして、COP16そしてCOP16後の議論が進むことを切に願っています。


CIジャパンの公式ホームページはこちら
www.conservation.or.jp/

【COP16】COP16/CMP6開幕!11/29

イメージ
オープニングセレモニーで、メキシコの先住民族グループの代表として、チアパスに住む先住民族の女性がコメントしました。また、メキシコの生物多様性と文化、民族の豊かさを訴えるビデオを上映するなど、途上国ならではの工夫が凝らされていました。





持続可能な森林の利用が先祖代々行われていたのに、今は薪を得るために3時間も歩かなければいけないほど環境破壊が進んでしまったこと、女性の生活に大きな影響を与えていることを訴えました。

再植林活動の必要性を地元政府に訴え、過去17年間関わっているそうです。地元コミュニティとともに、3ヘクタールにおよぶ3つのプランテーションを、20名の女性が支えています。また、より効率の高いストーブの利用に向け研究を続け、チアパス市長からも支援を受けた結果、煙の被害や薪の利用の効率性が大きく向上したそうです。先住民族が、森林保護の重要性に気付くことの重要性を、身を持って学んだとのこと。

周辺コミュニティが、成功を聞きつけ話を聞きにくるようになったそうです。雇用創出にもつながる再植林活動の継続を、同席し、彼女の後にスピーチが組まれていた大統領に直接訴えていました。

誰よりも盛大な拍手を受け、続くUNFCCC事務局長のクリスティナ氏が、やりにくいと本音をおっしゃっているほどでした。

ビデオ上映は、メキシコの生物多様性、民族、文化の多様性を訴える内容。最後に子供が目隠しを次々ととるシーンが続くのは、現実から目をそむけるな、次世代にこの地球の自然遺産を残していこうというメッセージでした。

オープニングセレモニーに続いて、COP/CMP、AWGKP、AWGLCAの全体会合が開かれました。明日からいよいよ本格的な議論が始まります。


CIジャパンの公式ホームページはこちら
www.conservation.or.jp/

【COP16】カンクンより・まずはREDD+パートナーシップ・その2

CIは世界20カ国で、途上国政府や現地コミュニティとともにREDD+のイニシアチブを立ち上げ、政策的インプットを行うなど、REDD+に積極的に関わっています。REDD+の実施時に、CIが最も重要視していることのひとつに、REDD+が気候変動の緩和のみならず、生物多様性の保全や現地コミュニティの持続可能な開発に対し、プラスの影響をもたらすことを確実にすることです。この点は、国連の交渉においても’Safeguards’と呼ばれ、協議されていますが、REDD+は’Safeguards’以上のものをもたらすことも可能なはずなのです。もちろん、実施により負の影響をもたらしてはなりません。本日のワークショップでは、CIも参加するCCBAとCare Internationalが立ちあげた「REDD+社会・環境スタンダード」が、コミュニティや政府など、様々なプレゼンターより重要な取り組みとして紹介されていました。

この「REDD+社会・環境スタンダード」については、CCBAにより別途サイドイベントも実施予定です。追って、報告します。

25日の夜にカンクンにつき、26日はまる一日会議場に缶詰め。前夜は時差克服のため、睡眠薬を飲んで臨みましたが、さすがに途中で何度か意識朦朧となりました。早く時差も克服し、頑張って現地報告を続けますので、どうぞ今年もお付き合いください。

【REDD+パートナーシップワークショップにてREDD+社会・環境スタンダードが様々な発表者より、紹介されました】


CIジャパンの公式ホームページはこちら
www.conservation.or.jp/

【COP16】カンクンより・まずはREDD+パートナーシップ

毎年恒例のCIジャパンスタッフのCOPブログ、今年はメキシコ・カンクンからお届けします。

来週月曜のCOP/MOP開催を前に、26日(金)にカンクンでREDD+パートナーシップのワークショップが開催されました。(注:REDD+については、昨年のCOP15ブログで詳しく説明していますので、そちらを御参照下さい)。昨年COP15において最も交渉が前進し、合意に向け各国が積極的な発言をしていたのが、途上国の森林減少と劣化に由来する排出の削減(REDD+)です。

しかし、COP15における法的拘束力のある全体の枠組みの合意が留保されたため、REDD+の合意も流れる結果となりました。コペンハーゲン合意では、森林に関わる言及が文書の多くをしめており、各国によるREDD+の重要性への認識がうかがえます。森林の減少による排出の削減は、もはや一刻の猶予も許されない問題です。そして、今年の5月には、REDD+の推進を願う途上国、先進国が集まり、情報共有や今後の実施計画について協議し、UNFCCCの交渉プロセスへのインプットをする目的で、「REDD+パートナーシップ」と呼ばれるボランタリーな取り組みが立ちあがりました。

先進国と途上国から1国ずつが共同議長に選出され、今年の末までは、日本政府はパプアニューギニアとともにREDD+パートナーシップの共同議長を務めています。CIジャパンも、6月のボン会合以降REDD+パートナーシップをフォローし続けてきました。

この「REDD+パートナーシップ」、日本ではあまり知られていませんが、8月のボン会合、そして10月の天津会合においても、各国の交渉官が連日UNFCCCの交渉の終了後に一同に集まり、今後のワークプランや運営方針について協議を重ねてきました。ボランタリーな集まりなのにも関わらず、交渉スケジュールが終了した夜7時頃から深夜まで、連日白熱した協議が重ねられるというのは、極めて稀な現象です。

そして、先日名古屋で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)では、REDD+パートナーシップの閣僚級会合も開催されました。COP16における全体的な交渉を進める上でのひとつの鍵は、REDD+にあるとの見方もあります。


CIジャパンの公式ホームページはこちら
www.conservation.or.jp/


COP16 スタッフブログ始まりました!

COP16の現地からのブログは↓で始まっています。
http://blog.goo.ne.jp/hotspot34

COP10 パフォーマンス編

イメージ
生物多様性交流フェアでは、いろんな方がそれぞれの思いや自分たちの住んでいる自然を守ろうとパフォーマンスをされていました。



↑こちらの方々の住んでいる上関という場所は、原子力発電所ができるために、豊かな生態系が埋め立てられえてしまうのだとか。


温暖化対策で注目されている原子力・・・。今の私たちの生活レベルを維持するのに必要なエネルギー。はて、本当の豊かさってなんでしょう。

↓ えぇと・・・ナンだったっけかな。


きりんさんにしても、こちらのみなさんも、何日もがんばられてました。


CIジャパンの公式ホームページはこちら
www.conservation.or.jp/

COPの愉快な仲間たち ワンちゃん 編

イメージ
スタッフSです。
COP10は終わりましたが、それで終わりではありません。むしろ、スタートなわけです!!
といいつつも、いろいろ整理やお片づけ、これも大切なお仕事です。・・・とその前に、 写真を整理してみると、ワンちゃんの写真がてんこもり。
CIのブースが出ていた生物交流フェアには、たくさんのお客さんとともに、わんちゃんも来てくれました。そのかわいいお客様をご紹介します。
↑CIブースに来てくれました~ かっこいいなぁ。




↑飼い主はイベント出演中 ↓おとなしく、待ってます。疲れちゃったのかな。

↑連日、顔を出してくれました。25&15キャンペーンのバッジをつけてくれました。
キャンペーンの詳細は、(www.conservation.or.jp)



↑バーニー(わんちゃんのお名前)をなでなでするうちのスタッフ

犬、ネコを愛する人はたくさん。同じように、ちょっと視界を広げて、生物多様性を考えてくれる人が増えたらいいな。

名古屋議定書採択 COP閉幕

イメージ
スタッフSです。
お、終わりましたねぇ~。眠っ そして脱力感・・・
昨晩は夜中2時過ぎまでプレナリーを見てましたが、本当にまとまってよかった・・・。 




↑午後8時 最後の作業部会がまだ始まりません。そして午後9時から未明2時過ぎまで議定書採択に至るドラマが・・・。

↓作業部会に備えるCIの生物多様性界の貴公子、いえ生態系政策マネージャー名取

↓作業部会が始まらなくても、外では次回COP開催国のインドがレセプションを。
みんな出来上がっています。あきらめモードで乾杯始めちゃいました。



何か、COPがイベント化している気がするんですが、例えばまとまらなければ観光旅行中止とかペナルティがある・・・なんてなればみんな必死にやるんじゃないかな??なんて思ったりします。来月のUNFCCCはカンクンでしょ?ビーチへの外出禁止とか。


もちろん、採択されたと言っても、課題も残ります。CI的には保全地域を陸域25%&海域15%ということで推し進めていたけれど、それぞれ17%、10%になってしまった・・・。

(CIが名古屋議定書採択にあたりプレスリリースを出しています。まもなくウェブにアップされますので見てみてくださいね。www.conservation.or.jp )


ハリソン ブースに突撃訪問

イメージ
スタッフSです。
ここのところ、ハリソン付き記者のような形です。
ハリソンはまもなく70というのに、こちらの心配をよそに本当に精力的に動いています。本当にCIの理事として、一生懸命に、そして 真摯な姿勢に頭が下がる思いです。
そして、今日は何とブースにサプライズ訪問しましたよ~。 居合わせたお客さん、ビックリですね。



そして、しつこいようですが、陸域25%海域15%保全キャンペーンをここでも勝手出てくれました。 ↓署名しています。



そういえば、今日は日本政府からいのちの共生イニシアティブが発表されましたね!20億ドル(約1600万円)が途上国の生物多様性保全に使われるわけです。ただ、気候変動の鳩山イニシアティブよ同じく、合意が取れたら、みんながやれば。。。という条件つきなんですよね。
ある新聞曰く
ほとんどが今までのODAを「生物多様性の名目」にすりかえる内容であり、追加的ではない・・・とか。

おことわり:こちらでのコメント、意見はCIの公式見解とは異なります。

ハリソン帰国前の大仕事

イメージ
すっかり、ハリソンおっかけ記者になってしまったスタッフSです。
今回、本部スタッフに会って、アメリカのNGOの影響力の大きさ、”非政府”の意味を実感する日々でした。日本でこれだけ政策への影響力があるNGOはないと思うし、セレブがこういうグローバルな活動に自らコミットしていこうという日本人にはいないよね・・・。
本当にハリソンは政治家みたい。そういえば、昔、エアフォースワンってありましたよね。大統領役を演じるもの。
今回の精力的な動きには脱帽。単なる人寄せパンダではなかったです。いえ、それどころか、多くのデリゲーションに会い、メディアにも多く出演し、様々な会合に出会い、CIのキャンペーン活動をし、生物多様性に対して、認知度を高めてくれました。

ハリソンの最後の大仕事はCBDジョグラフ事務局長との共同記者会見でした。↓



↑ 近藤副大臣、CI会長、ハリソン、ジョグラフCBD事務局長

↓上記写真でみんなが持っているCBD特製リンゴ

↑ハリソンと事務局長
本当にお疲れ様でした。ハリソン
ハリソンと事務局長の共同記者会見に関するプレスリリースはCIホームページからご覧ください。 (www.conservation.or.jp )
朝から晩までのスケジュール3泊4日の日程を終え、帰国の途につきました。
今回、多くのメディアのインタビューを受けましたが、そのうちの一つがCNNウェブサイト上に動画がありますのでぜひ見てみてください。↓ http://www.cnn.com/video/#/video/world/2010/10/26/ctw.connector.harrison.ford.cnn?iref=allsearch
ハリソン、そしてCIがアメリカを動かす力になっているのは間違いなしです。
こちらは朝日新聞です。

会場の外を出ると、こんなみなさんが・・・。




ハリソン記者会見 お詫び

スタッフSです。
今日は朝からCBD事務局長アフメド・ジョグラフ氏とハリソンの記者会見です。 バックステージをお伝え・・・したいとことろですが、その前にお詫びが・・・
CIがお詫びすることではないんですけど、会見場の同時通訳が手配されてなかったんです・・・ ってことで今、ブログを書いている場合ではないので、広報の手伝いをしま~す。
では後ほど・・・


CIジャパンの公式ホームページはこちらwww.conservation.or.jp/

CI理事 ハリソン フォード 25&15キャンペーンのため来日

イメージ
おひさしぶりです。スタッフSです。 今日は、CIジャパンにとって大変な一日となりました。

皆さんご存知の25&15キャンペーン(保護区を少なくとも陸域25%、海域15%にしていく)のCIのプロモーションと生物多様性関連のファンド、クリティカルエコシステムパートナーシップ基金(CEPF)が10周年になったのを機に、本が出版され、その記念パーティのため、あの俳優のハリソンフォードが来日しました。

ハリソンは約20年間、CIの理事しています。

朝のCIスタッフミーティング時にサプライズがおきました。 突然、我らCIのスタッフミーティングに参加ですよ・・。本来、このミーティングの後にハリソンを迎えに行くはずが・・・、なんと、私たちのステイしているビジネスホテルにタクシーで来ちゃいました!!

ホテルの方も誰もハリソンが来たとは思わなかったようです。

私たちのホテルでサーブされているのは、CIとUCCでコラボした生物多様性コーヒーなんですが、さっそく、朝のいっぱいにカップ飲んでいただきました。 CIジャパンの代表は、こ、これはコンサベーションコーヒーですぅ!とアピールしてました。
ハリソンは本当に生物多様性に熱心で、会長曰く、会議中に電話かかってきて”私は準備ができている。何をすればいいんだ?”と言ったそうで、昨晩着いたばかりなのに、非常に精力的でいらっしゃいました。そして、朝からスタッフミーティングでエキスパートらのコメントや意見に耳を傾け、さらに、今から控える40社以上のインタビューに備えて、いかに国際社会に、そしてテレビを通して見るであろう一般人に訴えていくかを本当に一生懸命に取り組まれていました。




↑ 胸には25&15キャンペーンのバッジが。 キャンペーンの詳細については、http://www.conservation.or.jp  からチェックしてみてください。 たまたま、午後の打ち合わせにたまたま居合わせたのですが、何度もCIスタッフと納得がいくまで議論を重ねて自分の言葉にできるよう、精神誠意込めて努めているのに心打たれました。そこは、俳優。もう、本当に映画を見ているようでしたよ・・・。部屋を動き回りながら話すんですが、説得力があって、引き込まれるように話すので、映画のワンシーンに引き込まれるようでした。愛用のブリーフケースをお持ちなんですが、かなり使い込まれたものを大切に使われていまし…

名古屋に舞い戻り

イメージ
スタッフSです。
東京から戻ってきました。
戻ってきて気付いたのは、街が騒がしい・・・。そうか、COPもようやく盛り上がってきたか・・・。 と、思ったら、中日ドラゴンズ優勝直前の盛り上がりだったわけです。。。栄の街に設置された大きなテレビ画面に人々は注目。後ろでは、COP10用にグリーンにライトアップされたテレビ塔?名古屋タワーー?が”見捨てないでよ~”とアピールしていました。
これからCOP終了まで名古屋です。CIジャパンはCIグローバルの規模からすると、本当に小さな団体なので、○○担当・・・などと言ってられず、広報、ロジ、ウェブ、文書翻訳、アテンド・・・頭脳労働からガテン系、接客業・・・何でもやります。
なので、一つ一つの仕事が行き届かない点、多々ありすぎて、CIを応援してくださる方には申し訳ないな~と思ってマス 。 スミマセン
しかし・・・、数日名古屋にいなかっただけで、浦島太郎状態・・・。誰も教えてくれないので、先週のレポートをみながらあわててキャッチアップしているところです。



今日は日曜日。CIグローバルスタッフは、1週間のお疲れ休みに、周辺の里山か京都にでも観光に行っているようですが、ジャパンスタッフは室内にコモリングです。

私はこれからブース当番です。

電通のデザイナーさん来店。海外のコンペにも出展されるCIのポスターとともに。(過日)


みなさま、よい休日を

はじめまして☆

23、24日ブースのお手伝いをさせていただきました、外山です。普段はIUCNのボランティアをしています。 二日分の感想、まとめて書かせていただきますね☆

まず最初にビックリしたことが。。。3Dテレビがあるー!!極度の機械オンチな私が3Dテレビなんて触っていいのかしらと思いましたが、お客さんと一緒にキレイな自然や動物たちの写真を楽しんできました☆ 南米の国で、カメラが初めて入ったそうです。本当にきれいなので、ブースにお越しいただいた際にはぜひご覧になってくださいね♪

しかしCIのメインはやはり25&15のキャンペーンです。 たくさんの方々に署名していただき、本当にありがとうございます。みなさんさっそくつけてくださって、宣伝してくださいました☆ COP関係の方々(出展者やNGOの方など)はもちろん、一般の方も自然保護に関心のある方が多く、私も勉強になりました。 今回参加させていただいたことで、25&15に、少しでも貢献できていたらいいなぁと思っております。

今日は午後から雨がパラパラ・・でしたが、元気な子供達も来てくれて楽しく過ごせました♪ 二日間お世話になりました!あと一週間、さらに署名がいっぱいになること期待しています☆

P.S   IUCNのブースにも、お時間のあるときに遊びに来てくださいね☆


おことわり:ここでのコメント、意見はCIの公式見解とは異なります。

10/21 初の通訳の仕事!!

イメージ
どうも、有馬ですー 昨日は、CIが予約したホテルに泊まらせていただきました。 ありがとうございました!!


今朝はCIのミーティングにも参加することができました。 前日の会議の議論の結果の報告や今日の課題などを確認しました。 どうやら、保護地区の交渉が難航しているようです・・



陸域の25%、海域の15%を保護地域にすることを目標に掲げているCIにとって、 なかなか厳しい現状です。より厳しい目標設定が課せられることを期待しています!

ABSの議論もキリがないようです。このCOPの焦点のひとつでもあるので、 ぜひともABSのルール作りが採決されてほしいです!!
今は2時少し過ぎです。今日は3時からIUCNのほうのイベントで 通訳をすることになっているので、緊張しています・・・笑
なのに、他のCIスタッフはこんな感じで一服しています(笑)

では、今からCIのサイドイベントと、通訳に行ってきます~



陸域25%&海域15%キャンペーン  ハリソン・フォードからのメッセージ

イメージ
スタッフSです。
どうやら休刊にならずによさそうな・・・
昨日CIJのN氏から連絡

『インターンのA君はもっとこきつかってくれ・・・と言ってるからこきつかいましょう~。』

そうか、インターン生に書いてもらえばいいんだ~。現地からのレポート、ヤングならではの視点でブログを書いていただきましょう!
って、ことで今度こそ、明日はインターンへバトンタッチ・・・になるかどうか。
そうそ、今日、朝メールを空けると、うちの理事の一人、ハリソン・フォードか長~いメールですよ~。

要約するとですね、、
地球上の生物多様性はものすごーいスピードで失なわれている。 今こそ、2020年までに、陸域25%、海域15%を保全、そしてきちんと管理していこーぜ!この考えに賛同する人、集まってくれ~。すでに世界中で何万人も署名をしてくれているんだ・・・。みんなも協力してほしい。
このキャンペーンで、近く名古屋に来るから、みんなも一緒にこの活動を盛り上げてくれ! 待ってるぜ(・・・とは言ってない)
ハリソン ・・・ってことでみなさん、再度これです。



↑しっかりかばんに付いてます。
名古屋のCIブースでは、署名を集めてます!お気軽に参加くださいね。もれなく、こちらの、バッジを差し上げま。(業務連絡: まだありますか?)
名古屋ブースに来られない方は、ネットで簡単に署名していただくことができます。↓ http://www.conservation.org/conferences/cbd/Pages/cbd_1525_petition.aspx





おことわり:こちらのコメント、感想はCIの公式見解ではありません。