2011年6月9日木曜日

【UNFCCCボン会合】会議4日目、SBSTAのアジェンダ、形式上やっと採択

ボン時間6月9日(木)午後、会議開始後4日目にして、やっとSBSTAのアジェンダが、形式上採択されました。本来なら、一日目に終わっているはずの会議であり、4日目までもつれこんだのは前代未聞です。採択にあたっては、ボリビアのテキスト変更への要請を受け、様々な調整が舞台裏で行われた模様で、会合でもツバル、ボリビア、PNG、そして先進国との間で様々な議論が続きました。

本日のSBSTAのアジェンダをよくよく見ると、REDD+に関わる文言が、COP15の際の文言に戻っています。と言っても、REDD+の文言は、既にコペンハーゲン合意の際にカンクン合意の際とほぼ同じ内容のものが採用されていましたから、内容自体は全く変わっていないということになります。事務局としては、ひとまずテキストを「カンクン合意には賛同しない」との趣旨の発言を繰り返すボリビアへの配慮をし、文書を戻し、なんとかアジェンダの採択だけにでもこぎつけたのでしょう。

議長の方が、採択を急ぐあまり、「採択する」と言い放つと同時に小槌をおろすことが何回かあり、その後にボリビアやその他の国が発言を要請していたというシーンが2回ほどあり、会場は笑いに包まれました。個人的印象から言わせて頂くと、その笑いのほとんどは、議長への同情から生まれていたと思います。世界中からはるばるボンに交渉担当者が集まり、アジェンダの採択のみに3日半を費やしたことで、どれだけのリソースが失われたことでしょう。

今後、早急に交渉を進捗させない限り、COP17は大変厳しいものになる、と多くの国が発言を繰り返しています。


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