震災による生態系、生物多様性への影響@日本学術会議
講堂いっぱいの参加者で、人々の関心の高さを伺い知るのと同時に、生態系、生物多様性関係の専門家さえ今までにない震災、原発災害を目の前にして、どう手をつけていいか、またどんな取り組みをすべきか、模索している様子が伺い知れました。
プログラムとしては、放射線がもたらす生態系への影響、震災が生物多様性にどれだけ影響を及ぼしたか、今後の被害の影響をどうモニタリングするか、など興味深い内容盛りだくさんで、パネルディスカッションも含めて、時間を大幅にオーバーしての開催でした。
個人的に興味を持ったコメントとしては、いまだ、明日の住まいやご飯を心配しているさなかに、長期的なベネフィットとして、生態系サービスを守ることの重要性をどうコミュニケーションしていくかということでしょうか。
それに関わることとして、これだけの専門家がフォーラムなどを開いて、生物多様性への影響を論議しながらも、誰一人、復興会議に生態学、生物系の学者が入ってないということ、自然エネルギー系の団体はYou Tube (Stream)などで配信してものすごいアピールしているのに、生態系の方ではあまり大きく声を発信していない・・・
というコメントも、コミュニケーション不足の理由として気になりました。
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