2011年6月14日火曜日

【UNFCCCボン会合】SBSTA/REDDコンタクト・グループ①セーフガード

ボン時間6月11日(土)午後4時半より、SBSTA(科学的・技術的助言に関する補助機関第34回会合)の下におけるREDD+に関する第2回目のコンタクト・グループが開かれました。

本日の議題は、「REDD+セーフガード」。セーフガードとは、カンクン合意の添付書Ⅱに含まれる、REDD+を実施する上で、負の影響を招かないための留意事項です。それがいったい何なのかを定義するため、各国が率直に意見交換する会議となりました。

SBSTA,SBIのアジェンダの採択までに3日を要しましたが、コンタクト・グループは相変わらず率直な意見交換が健康的に行われています。セーフガードを定義するにあたり、各国があげたポイントは、
①森林保全におけるガバナンス向上およびそのための支援
②透明性
③先住民族や地域コミュニティへの配慮と実質的な参加
④各国の現状に即した実施方法
⑤既存のガイドライン等をできるだけ有効利用する(REDD+社会・環境スタンダード等)
⑥生物多様性の保全
⑦環境十全性の確保等
多くの国が、国別報告書でREDD+のセーフガードについても報告項目を加えていくことを提案しました。尚、数日前のSBIのアジェンダ採択にあたり、国別報告書が削除されたと御報告しましたが、削除項目は隔年の排出量報告等に関わるもので、国別報告書の全体がなくなったことではないことが、某専門家の方の分析から分かりました。裏交渉で決まったため、即時に会場で判断できず、失礼しました。いやそれにしても、REDD+のコンタクト・グループは、途上国も先進国もさほどの意見のずれがなく、前進を続けています。このままのペースで次回も続く事を祈ります。

次回は来週月曜日、アジェンダは、リファレンス・レベルとリファレンス・エミッション・レベルについてです。その前に、明日の日曜日は一日、UNFCCCとは別枠で、ボランタリーに数十カ国が参加するREDD+パートナーシップの会合があります。この世界レベルでのREDD+への期待と、日本での扱いに、かなりのギャップを感じます。

日本人の生活は、途上国の森林や自然資源の恩恵を受けて成り立っているのですから、もっと踏み込んでいかなければいけない領域ですね。休みが一日もありませんが、REDD+でこれだけ盛り上がっているのですから、とことんつきあいます。


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