【UNFCCCボン会合便り】進め、進め、REDD+交渉!

REDD+のSBSTAは、何と12日(水)時点で、さらに2回のインフォーマル会合が立ち上がりました。本日も、夜遅くまでテキストをつめる作業が続いています。昨日も夜遅くまで、本来ならSBI等が開催される大会議場で、「ドラフティング・グループ」と呼ばれる決議文書をつめる作業が続きました。7つの議題が山積していたREDD+SBSTAで、このような進展があるとは、誰も予想していませんでした。
 今週月曜日に配布されたドラフトテキストは、各国のポジションをひとまずひとつにまとめた雑駁なものでした。しかし、様々な案が交錯する中、全ての案を一つの文書にまとめ、さらに議論を深めながら最終化しいていく、というのは国連の原則に則った公平なプロセスです。各国が大変前向きに取り組んでいます。各国のREDD+の交渉官には、疲れているにも関わらず、会場で声をかけると皆「現在の進捗にハッピー」と応え、笑顔が見られます。
 REDD+の合意なしに、2015年合意は達成できません。REDD+での前進が、COP19の前進の後押しとなる事を祈っています。

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