3.9条が先か夜明けが先か?

現在、モントリオールは12月10日の午前1時を回ったところです。今プレナリー(総会)の会場からこれを書いていますが、こんな時間にそんなところで何をしているかと言えば2013年以降の気候変動対策の進め方を決める京都議定書3.9条の話し合いが終わるのを待っているわけです。

ずっと水面下での非公式協議が行われていたのですが、昨日午後5時前後になっても結論は出ず、その後総会はこの案件について決議を取れないためずっと延期された状態で今に至っています。会場には代表団の人が若干残っていますが、オブザーバーは夜が更けるとともに数が減って、今は3~40人と言ったところでしょうか。協議の行方を気にする彼らの声で何となく会場はざわついています。

この問題は、今回のCOP/MOP1の最大の目玉でもあります。滑り込みで合意は得られるのでしょうか、それとも決裂するのでしょうか。どうやら協議は暗礁に乗り上げている模様です・・・。が、何とか前向きな成果を得て欲しい。

帰りの飛行機の関係上、私がこのプレナリー会場にいられるのもあと2時間程度ですが、できる限り粘って結果をお伝えできればと思います。

(by Yoshi)

【写真は、現在(12月10日午前1時)の総会会場の様子】

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