投稿

気候変動が熱帯雨林に影響を及ぼす3つの原因

イメージ
本ブログは、CI本部ブログHuman Natureの3 ways climate change affects tropical rainforestsを日本向けに和訳編集したものです。

全ての人々が熱帯雨林に住んでいるわけではありません。しかし、全ての人々が熱帯雨林から恩恵を受けています。
熱帯雨林は地球上の約半分の植物と動物の生息地であり、大気中の二酸化炭素を吸収するのに必要不可欠な役割を果たしています。この熱帯雨林を伐採することは、二酸化炭素を大気中に放出し気候変動を引き起こすことに繋がります。実際に、森林破壊は人為的に誘発される炭素排出量の約15%を占めていることが分かっています。
複数の研究結果は、気候変動が熱帯雨林を害していることを示しました。しかし、まだ希望はあります。Human natureは熱帯雨林保全のためのインターナショナルデーに、3つの問題点と将来性のある解決策を調査しました。この 3つについて紹介していきます。

1.気候変動は森林劣化を引き起こす
2050年までにアマゾンの気温は2〜3度上がり、干ばつが激化することが予測されています。
コンサベーション・インターナショナルのアーリーワーニングシステム担当ディレクターのキャリン・テイラーは「明らかに、干ばつの激化は山火事の原因となり、それは森林地域におけるさらなる炎の拡大を引き起ことが懸念され問題となっています。」と語っています。
アマゾン川流域の研究では、気温上昇は10〜20%の降雨量減少を誘引すると予測されています。気温が上昇するにつれて、森林火災も増えます。熱帯雨林の年間降水量は通常2540mmですが、年々減少しており、結果的に連鎖反応を生みだしています。
「特にアマゾンの熱帯地方では、森林は燃え尽きることはないほど広大です。そのため、一度でも森林が燃えてしまえば 炎はどんどん拡大していき森林は劣化してしまいます。また、一度山火事の起きた森林は再び燃えやすくなってしまいます。火を防ぎ、森林の回復力を強化することで、森林の健全性を保ち、劣化を防ぐことがとても大切です」とタボラは語ります。
グッドニュース:テイラーは森林火災の監視と警告のためのシステムであるFirecastを開発しました(

スターバックスが業界の取り組みを変え始めた~最新のC.A.F.É. プラクティスレポートより~

イメージ
本ブログは、CI本部ブログHuman Natureの”Coffee giant changing the sustainability game, report shows”を日本向けに和訳編集したものです。

”サステナブル・コーヒー’の真の意味は?

イメージ
本ブログは、CI本部ブログHuman Natureの”Sustainable coffee: What it really means”を日本向けに訳したものです。

エディターズノート:9月29 日はアメリカのナショナルコーヒーデーです。9月中、CIのブログではコンサベーション・インターナショナルの持続可能なコーヒーの取り組みを中心に紹介していきます。


コーヒー豆のパッケージについている“持続可能に栽培された(sustainably grown)”というラベルが何を意味しているのか気になったことはありませんか?


コーヒーを持続可能に栽培するということは、自然を保全しながら、コーヒー栽培に携わる人々にとって、より良い生活が提供されることを意味します。非持続可能なコーヒーの生産は、森林破壊や水質汚染を引き起こし、そして労働者の搾取に繋がります。


コーヒー農家の人々は、 気温上昇や、予測不可能な降雨パターンなど、気候変動の影響にますます対処していかなければならない状況になっています。気候変動へ適応していくために、農家の人々はコーヒー栽培農地を、より標高の高い場所に移し、病気に強い樹種に資金を払っています。しかし、これらの対策だけでは十分ではなく、コーヒー農家の人々は、今後もコーヒーを作りつづけるために、さらなる助けを必要としているのです。


コンサベーション・インターナショナルが開始したイニシアティブ、「サステイナブル・コーヒー・チャレンジ」に参加してください。このチャレンジは、コーヒーを世界で初めて完全に持続可能な農産物にし、持続可能なコーヒーへのより大きな需要を促すために、コーヒーに携わるすべての人々(生産者、トレーダー、ロースター、小売業者)が団結するためのプラットフォームです。


このチャレンジを通じながら、コンサベーション・インターナショナルと、スターバックスやマクドナルドを始めとする100以上のメンバー組織は、コーヒーを世界で初めて持続可能な農産物にするために今も共に取り組んでいます。


持続可能なコーヒーについてのより詳細な情報はこちらをご覧ください。


by Olivia DeSmit(コンサベーション・インターナショナル、スタッフライター)


翻訳協力:藤沢悠佳
編集:CIジャパン

現役大学院生がきく”CIジャパンスタッフの「世界を舞台に働く」”とは 第3回目 浦口 あや vol3

イメージ
こんにちは。CIインターンの菊池です

浦口あやさんのインタビューのvol3です!(バックナンバーを読んでない方はこちら→ vol1vol2)
vol3もvol1、vol2に引き続き、CI政策パートナーシップシニアマネージャーの“浦口 あや”さんのインタビューです!
浦口さんのインタビューは今回で最終回です!今回は、浦口さんに未来のことについて伺ってみました!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 浦口あや AyaUraguchi, PhD
コンサベーション・インターナショナル ジャパン
専門は森林生態学(博士/北海道大学)。三菱総研にて、国内外の炭素クレジットを活用した森林プロジェクト形成の支援、森林モニタリング技術に関する研究などに携わる。2010年より現職にて、森林プロジェクト、気候変動分野を担当する。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*CIジャパンの今後の課題について


菊池:CIは気象変動や生物多様性の保全など、地球規模の未来に関わる問題に取り組んでいますよね。そんな、CIジャパンにとっての今後の課題とはどのようなことですか?

浦口:CIジャパンはもっといろいろな人と一緒に何かをやっていきたいと考えているので、もっとパートナーを増やしていくことがとても大切だと思います。

「環境って、人によっていろいろなとらえ方があると思うんですよね。」

CIジャパン自体はそんなに大きくないので、私たちだけではできることは少ないけれど、

環境や自然って本当はとてもいろいろなところとつながっているので、そのつながりを考えると私たちのパートナーシップはまだまだ足りないし、日本には一緒に何かをやれたらきっと面白いパートナーがもっとたくさんいるので、その部分をもっと広げていきたいなと思っています。
菊池:パートナーというのはCI側から声をかけに行くこともあるのですか?

浦口:これまでのところ、あまり多くないですね。
というのも、特に私の担当する仕事は、今のところ社会貢献・CSRの一環でのパートナーシップが多いので。コンサルティング会社が引き合わせてくれたこともあります。
菊池:パートナーを増やすという目的のためには、今何をすべきだと考えていますか?
浦口:“いろんな人に会うこと”

例えば、金融関係の会社とこういうことがしたいというアイ…

パーム油について知るべきこと

イメージ
スーパーマーケットのタブロイド紙の見出しに「あなたの戸棚、冷凍庫、そして薬箱に潜んでいる秘密の原料」と書かれるのはもっともです。多くの消費者はパーム油について聞いたことがなくても、スーパーマーケットに並ぶ製品の約半分に含まれている原料です。そのうち約80%は、アイスクリームからピーナッツバターやマーガリンに至るまで、あらゆる加工食品に使われています。それ以外ではパーソナルケア用品や掃除用品に含まれていたり、バイオ燃料に使われています。

あらゆるところに偏在しているこの製品は、絶えず、熱帯雨林の伐採や減少を引き起こすものだと捉えられてきました。そのため、多くの組織や個人レベルにおいて、パーム油のボイコットを求める運動が起こっています。しかしながら、この問題を解決するのはそんなに簡単なことではありません。ここに、パーム油に関する事実を5つ挙げていきましょう。

1. パーム油の消費は、急上昇している
ここ数十年、世界的な植物油産業は、世界中の冷蔵庫やレストランの加工食品利用の標準化にともなって急成長してきました。この10年で需要は倍以上になったことに加えて、特にパーム油産業の成長は、インドネシアでの伐木搬出産業の拡大(パーム油を生産するアブラヤシの新たなプランテーション開拓を助長することになった)から、アメリカ・カナダ・ヨーロッパの一部でのトランス脂肪禁止(食品会社が代替品を求めることになった)に関連する政策に至るまで、複数要因によって拡大しています。

最大の消費者はどこにいるのでしょうか。インド、インドネシア、中国、そしてヨーロッパ諸国です。
(なお、パーム油は偏在しているにも関わらず、アメリカは世界のパーム油市場の約2%にしか相当しません。しかしながら、パーム油を使って製品を開発しているのは、アメリカに拠点を置く多くの多国籍企業であるということは、アメリカが影響力のある市場であることを示しています。)

2. 大部分は東南アジアで栽培されている
現在、世界のパーム油の約86%はインドネシアもしくはマレーシアで栽培されています。そこでは、450万人がその産業による収入で暮らしています。さらに数百万人―インドネシアだけで2500万人ほど―の人々が、間接的にパーム油生産による利益に頼った暮らしをしています。

パーム油の需要増加につれて、特に南米やアフリカなど、他の熱帯地域での生…

現役大学院生がきく”CIジャパンスタッフの「世界を舞台に働く」”とは 第2回目 浦口 あや vol2

イメージ
こんにちは。CIインターンの菊池です。 浦口 あやさんのインタビューのvol.2です!(vol.1を読んでない方はこちら)
vol.2もvol.1に引き続き、CI政策パートナーシップシニアマネージャーの“浦口 あや”さんのインタビューです! 前回は浦口さんのお仕事についてお聞きしたので、今回はもっと浦口さんの人柄に迫るべく、お仕事以外のことを伺いました!




―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 浦口あや AyaUraguchi, PhD
コンサベーション・インターナショナル ジャパン
専門は森林生態学(博士/北海道大学)。三菱総研にて、国内外の炭素クレジットを活用した森林プロジェクト形成の支援、森林モニタリング技術に関する研究などに携わる。2010年より現職にて、森林プロジェクト、気候変動分野を担当する。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
菊池:前回のインタビューで、CIに転職してからプライベートの時間が増えたと語ってくださった浦口さん。その余暇のすごし方を聞いてみました。
浦口:今はクラシックの合唱団に所属しています。転職して平日の夜の時間を使えるようになってから、まず試してみたのはクラシックギターとゴスペルでした。 クラシックギターはゼロから出発なのですぐに上達するのですが、ある一定のところまでいくと練習しないと上達しなくなるな、と。ゴスペルはその時に歌えば楽しいから、そっちを続けることにして、3-4年続けました。楽しかったんだけど、もっと上達したくなった。 「その時の楽しみよりも、人生これから何十年もある中で上達し続ける楽しみをもうちょっと得たい」 そう思って。あとは、実はもともとゴスペルよりクラシックの方がずっとよく聞いていたので、それならクラッシックかなと思って