2008年12月12日金曜日

【COP14】ガイアナの森林保護と先住民族(サイドイベント12/11)

南米大陸の北にあるガイアナが開いたCreating incentives to avoid deforestation(森林減少を防止するインセンティブの創出)というサイドイベントに参加してきました。Jagdeo大統領が自ら説明に加わり、会場からの質問に答えていらっしゃいました。

ガイアナは、森林率が高く森林減少率が低い国のひとつです。森林が残っているのは、厳しい森林管理の取組があるからで、何もしないのに残っているということではありません。実際に、森林伐採を求める申請は常にあるそうです。過去の森林減少率をベースラインにすると、ガイアナのような国にはインセンティブがもたらされません。そこで、機会コストを試算したということです。努力により森林減少率を低く抑えている国をREDDにどう位置づけるか、参考になると思います。詳しくはガイアナ政府のHPにあるそうです。
www.gina.gov.gy

今回は、先住民族との関係について、大統領の説明について注目したいと思います。会場から、先住民族の権利(侵害)について質問があったのですが、Jagdeo大統領が非常に熱く次のように答えていらっしゃいました。
 直接ガイアナを見たことがありますか?私は先住民族のグループと直接話をしてるし、リーダーのほとんどを個人的に知っている。(正確な数字はメモできなかったのですが、155のグループがあり、その2/3のリーダーと直接話をしているとおっしゃっていたと思います)先住民族の人を私の内閣にも選んでいる。ガイアナでは先住民族の権利は尊重している。COPの会場にはGeorgetown(ガイアナの首都)の団体が騒いでいるが、彼らは地元の人たちをまったく知らないし、先住民族の出身でもない。

会議の場で聞かれる先住民族の権利とは、誰の権利で、誰を代表した意見で、クレームが出てきている背景は何であるのか、などを見極めて情報を消化する必要があると思っていました。Jagdeo大統領のご説明を聞いて、この点を改めて認識しました。

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