【COP14】REDD のNational、 Sub-national Approach について

The Nature Conservancy (TNC) とCIイベントが開催したサイドイベント“Scaling up REDD: from project to national approaches”より

現在、COP14では、REDDの方法論についていくつかの議論が引き続き行われております。中でもsub-national 及びnationalアプローチに関しては、関連各国の意見が分かれており、結論がでるのには、まだ時間がかかりそうです。そもそも、既にREDDが UNFCCCの議題に再浮上するまえから、REDDプロジェクトを実施している国や地域が存在していました。ボリビア、マダガスカル、ホンジュラスなどは、sub-nationalなアプローチでREDDを実施し、その成果に対しては評価されています。そもそも、National approachとはどのようなことでしょうか?世界銀行のFCPFでは、National approachとは、カーボンアカウンティングを国レベルで行い、活動の実施は、地域でも、プロジェクトでもその地域の状況や環境に合わせて行うことを想定しているそうです。つまり、各国の状況により、その国が今まで使ってきた経験を生かしながら、また、ステークホルダーの参加を促しながら、柔軟に対応できるようです。

Sub-nationalで十分準備ができるのであれば、Nationalアプローチで取り組むという仕組みができたとしても対応できるように思えるのですが、nationalかsub-nationalかの議論は、熱く続いています。

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